「ミスター・ガラス」★★★ [映画日記]
タイトルは「ミスター・ガラス」ですよ、「ミスター・ガラス」。
ミル・マスカラスじゃありませんから!
「アンブレイカブル」(2000年)と、「スプリット」(2016年)の続編ですよ。
アメコミ・ヒーロー・ブーム真っ只中の現在。
毎年のように公開されてますけども「なんとかマン」みたいなタイトルの映画!
同じくアメコミ・ヒーローをテーマにしながらも、「アベンジャーズ」や「ジャスティス・リーグ」とは全く違うアプローチで語られる、ものすごくユニークで個性的な作品です。
M・ナイト・シャマラン監督はインド人。
鬼才ですよ、カレーの国の!
だからなのか、何なのか、アメリカ人とは視点が違う。
アンタ、感覚がおかしい!(←言い方が悪いですか)
アメコミ・ヒーローとは何なのか、斜め下から解釈してる。
この映画は、丸ごとインド人のアメコミ論なんですよ!
この映画で言いたかったことは、「ヒーローにありがちな境遇(ヒーローあるある)にいるだけで、その者はヒーローになる」ということなのかな。
「アンブレイカブル」も、同じく「解釈映画」でしたけども。
「アンブレイカブル」は、もうちょっと分かりやすかったかな〜。
もうちょっとスッキリしていたかな〜、スッキリ飲みやすく仕上げたカルピスウォーターみたい!
しかし、まさかブルース・ウィリス演じるデヴィッド・ダンや、サミュエル・L・ジャクソン演じるイライジャなど、「アンブレイカブル」のキャラクターたちに再び会えるとは〜。
あまりにも懐かしすぎて、どんな人だったのか全然覚えてナーイ!
デヴィッド・ダンや、イライジャの家族も出てきますけども。
後で調べてみたら、家族を演じたキャストも、「アンブレイカブル」のときと同じだったんですね。
そして、サミュエル・L・ジャクソンの母役女優は、サミュエルより5つも年下なんですね!
サミュエルの若さってスゴイです。
アンタにヒーロー名を付けるとしたら「フォーエバー・ヤング」ですよ!
「スプリット」でジェームズ・マカヴォイが演じた多重人格キャラが一番目立っていたかな。
最も凶暴でしたしね。
印象づけたんですよ、動き回って!
目について仕方なかったわい!!
「アンブレイカブル」はブルース・ウィリスのこと。
「スプリット」はジェームズ・マカヴォイのこと。
「ミスター・ガラス」はサミュエル・L・ジャクソンのことだと思うので、3人のキャラクターが、キレイに3タイトルに納まってシリーズ完結〜。
キレイに片付いておりました、こんまりにでも片付けてもらったみたいに!