「蜘蛛の巣を払う女」★★★ [映画日記]
ワーイ、人気ミステリー「ミレニアム」シリーズの続編だヨ。
しかしシリーズ前作に出ていたダニエル・クレイグやルーニー・マーラは出ていない。
呼ばれなんだわい!
スタッフとキャストを一新した、新生「ミレニアム」の始まり~。
相変わらず、主人公で天才ハッカーのリスベットがカッコいいです。
冒頭から、女性を虐待する男性をおしおきなさるリスベット。
スタンガンで男性をつついたわい。
ビビビとさせたわい、ビビビ婚みたいに!(←古いですか)
スタンガンや、電気棒が要所で活躍してました。
電気棒って使えるネ。
便利な棒ですよ、孫の手に次いで!
虐待されるおんな子どもを、隠密に助けるリスベット。
ひとりバットマンというか~、ひとり007というか~。
一層スーパーヒーローみたいな存在になっていたと思います。
リスベットを手助けする仲間も数人いますけども。
時代ですな、全員IT系!
今の悪役は筋肉を鍛えていたってダメですな~。
ケンカもパソコンで勝てる時代ですからな!
シリーズ前作でも、リスベットの髪型といえばショートですけども。
短髪と相場が決まってますけども!
普段はナチュラルに下ろしている髪ですが、物語の後半、ある時点で突然モヒカン状に。
気合いの表れですよ!
その威勢良く立った髪を見て「あ、そろそろクライマックスだね。こないだの紅白でいえばサザンだね」と思いました。
今回、リスベット役を演じたのはフォイ子さんですけども。(←クレア・フォイ)
フォイ子さんは出来る女優なので、上手に感じを出していたと思います。
記者ミカエル役は、前作まではおじさんが演じてましたけども。
まーね、今回演じた男優さんもアラフォーなのですが。
童顔なんですよね〜、新鮮〜。
気になりませんでした加齢臭!
そんな感じで、ヨーロッパ系の俳優を起用していて、しかも良いところを突いたキャスティング。
リスベットの妹役を演じたのが、「ブレードランナー 2049」のラヴちゃん役が印象的だったシルヴィア・フークスですけども。
フク子ちゃんですけども!
このキャラクターは、イマイチ迫力不足だったかな。
着ている服の色が上下とも赤で、かわいすぎたかな。
迫力を出すために、トゲトゲの付いた革ジャンを着て、片手にはしゃれこうべを持っていてほしかったな〜。(←かっこ悪いですか)
リスベットのご実家も出てきますけども。
ベランダの手すりが壊れていて、その先が絶壁だという。
なんじゃい、その間取り!
リフォームしなすったら?!
ものすごい物件でした。
そんな感じで。
リスベットや脇役の家族問題も交えた、サイバーな物語が面白かったです。
「The Girl in the Spider's Web」という原題も、家族関係にがんじがらめになることや、インターネットを連想させて、「うまいこと付けたわな」と思いました。
全体的には、アクションが多くてノリノリな感じ〜。
劇中では、時々、建物が爆発したり、燃えたりしてましたし。
みんな火薬で一発解決!
炎の断捨離ですよ!!
気持ちが良かったです。