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「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート」★★★ [映画日記]

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2015年のバイオレンス・アクション・コメディ作品です。


主演のサム・ロックウェルが、映画「スリー・ビルボード」での演技で、アカデミー賞助演男優賞を受賞する直前のお姿を見ることができますよ。


餃子に例えるなら焼きあがる寸前のお姿ですよ、皮が透き通ってきたあたり!


2015年作の時点で、すでにサム・ロックウェルが輝いて見えるから不思議です。


アカデミー賞というイメージ効果ですよ、錯覚!


ヒロインのマーサ役はアナ・ケンドリックが演じております。

マーサが、サム・ロックウェルが演じる殺し屋フランシスにナンパされて始まる物語。


売店で引っ掛けられたわい!


やがて恋愛関係に発展するお2人ですけども。


結構離れてんね、年の差!


そんでナンパ恋愛するには、2人とも年食ってんね!!


実年齢は、アラフィフとアラサーの2人。

本来なら上司と部下みたいな構図になるはずですが、劇中ではキャッキャ、キャッキャとおデートをしています。


はしゃいでんよ、ネンネみたいに!


おそらく劇中では、男は30代前半、女は20代半ばくらいの年齢設定なのだと思います。


冒頭から「つまんない映画臭」がプンプン。

ちょっと外気を入れて臭みを追い出したい。


小窓を開けたい!・・・と思うくらいでしたけども。(←便所かい)


暴力場面のある中盤から、奇跡的に盛り返しました。


臭みがキレイさっぱり無くなったわい、お酒に漬け込んだ豚肉みたいに!


抱かれた男が殺し屋と知り、女自身も殺し屋の才能に目覚めてしまう、というハチャメチャすぎるお話が楽しかったです。


2人で「ナイフ投げ」の練習してましたしね。


西洋人って「ナイフ投げ」が好きだわな~。


なんかどうも、ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートが共演した「エージェント・ウルトラ」みたいな、クレイジー・ラブ映画っぽいノリがあるな~、と思って観ていたのですが。

後で調べてみたら、脚本家が同じでした。


実はウルトラ脚本家だったんですよ!


今回の作品も、ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートくらいの年代のスターが演じると、よりハマったかもしれませんけども。

サム・ロックウェルもアナ・ケンドリックもスター様。


ご立派なもん!


魅力は十分ありました。


サム・ロックウェルがアクションしている姿も新鮮。

怖い表情をすると、ややゲイリー・オールドマンっぽい顔になるのも面白かったです。


アナ・ケンドリックも、目元は冷めてる子じゃないですか~。


元々、人形の目を持つ女!


だから、物語の後半でキレてヒステリックになる場面では、本当に怖かったです。

あの、焦点が合ってんだか合ってないんだか分からない目がリアル。


ボクちゃんヒヤッとしたわい。


背中に、冷蔵庫から出したばかりのしらたきでも当てられたかのようでした! 




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