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「アリー/スター誕生」★★★ [映画日記]

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ウエイトレスがスター歌手になるお話ですけども。


芸能界を上りつめるんですよ、ズブの素人が!


メインの男女2名がキラキラした白人だし、フンイキや音楽も含めてアメリカっぽいです。


バタ臭いわい!


しかし良いと思う~。

ステキなバタ臭さでした。


やっぱ、たまらん脂身は!


ヒロイン役を演じているのは、レディー・ガガですけども。


序盤、下働き役で登場する地味ガガが良い~。


素朴でかわいい、雑なガガ!


夜はゲイバーで歌い、芸を磨くガガでしたけども。


バラ一輪を手に、店内を練り歩きながら歌うというスタイルは、梅垣義明さんが歌う「ろくでなし」ほうふつでした!


そんなガガは、店で大物シンガーに出会ってから運命が変わり始めるのですが。


出世の道が開くんですよ、観音開きで!


大物シンガー役のブラッドリー・クーパーも、お歌は下手じゃありませんけども。

どうしてもプロのガガに比べたら聴き劣る。


仕方ない!


「ブラッドリー・クーパーも大変だな、恥かいてと思いました。


やがて、ブラッドリー・クーパーのコンサートに飛び入りで出演することになるガガ。

車で会場に着いて廊下を抜け、ステージ裏から、だんだん演者に近づいていく過程がドキドキ。


ステージに上がったときは観客の大声援が入るタイミングもバッチリで大興奮~。


そんな「スター誕生」シーンは、劇中で一番の名場面になっていたと思います。


中盤以降のガガは髪も化粧もゴージャスに。


「ケバくなったよね」と思いました。


同時に、普段のガガっぽくなってしまい、映画の世界観からは少しズレてきたわな。


ハミ出たんですよ!


前半の地味ガガが懐かしかったです。


製作と監督も、なんとブラッドリー・クーパーが担当しているんですね。

初監督作で、このクオリティは上出来~。


とくに、臨場感のあるライブ演出が素晴らしいです。

歓声と拍手の音量がデカくて最高でした。


音響スタッフは、結構、右に回してると思います、ツマミ!


演技面ではアップが多いです。


スターは顔で悦ばせんの!


鑑賞中は、顔→歓声→顔→歓声・・・の連続で「スターの世界」を表現。


ブラッドリー・クーパーに、こんなにも映画力があったとは驚きでした。


恋仲になるという設定のブラッドリー・クーパーとガガ。

ベッドシーンやイチャイチャする場面にも違和感がございません。


ガガの本職は歌手ですが、腰を入れて演技をしていることがよく分かりました。


まーね。

物語自体は凝ったものではなく「王道感」の漂うもの。


観る前に予想した筋書きが8割がた命中~。

クライマックスからラストシーンにかけては100%的中~。


この調子で年末ジャンボも当たってほしいです。



A STAR IS BORN SOUNDTR

A STAR IS BORN SOUNDTR

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: INTES
  • 発売日: 2018/10/05
  • メディア: CD

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