「ダーティ・グランパ」★★★ [映画日記]
グランパですよ、グランパ。
ケロンパじゃありませんから!
2016年製作のコメディ作品です。
主人公のマジメでお堅い弁護士役がザック・エフロンですよ。
ありえない主人公だわな、腹筋割れたイケメンでありつつガリ勉っていう!
近年の主演作は、日本では公開されづらい傾向のザック。
うちのレコーダーにも、ザック主演の映画が何本か録画されてますけども。
どうも再生する気分にはならないという微妙な存在に。
難しいお方!
現実感が無さ過ぎて、シリアス作品には合わぬザック。
存在がファンタジーなんですよ、妖精!(←ホメ言葉)
結局コメディ作品への出演が多くなったことが、日本での定着が鈍い理由なのかもしれません。
そんなザック演じる孫が、ロバート・デ・ニーロ演じる不良の祖父から悪い遊びを教わったりして、振り回されるという物語。
デ・ニーロが中心の映画に見えて、ザック・エフロンのファンに向けた、大人のアイドル映画に仕上がっておりました。
全編を通して相当な量のシモネタ~。
劇中では、ザックが、ありとあらゆるセクハラをされますよ。
ものっすごくヨゴされてんよ、下半身の前も後ろもツツかれて!
キツツキが木をツツくみたいに、ツツかれまくるんですよ!!
裸になって尻まで見せて、卑猥な動作をするザックにもビックリ。
かつては、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで、学園の王子様的存在だったアンタがねぇ・・・。
すっかり大人の動きを覚えなすって!
たいてい出演作では、ヨゴされ気味のザック。
清純派に見えるから、ヨゴし甲斐があるのでしょう。
確かに、ザックのヨゴレシーンは笑えて楽しかったです。
しかし、いくら脱がされ、ヨゴれようとも、どういうわけか清潔感は保っているザック。
全く、いやらしさを感じないところは才能だわな、胸毛から腹毛までボーボーなのに!
下手すりゃ裸芸人になりそうなのにねぇ、江頭さんみたいな!!
ザックがビーチにて「裸になってステージに上がれ」、と言われる場面では「え?俺?ダメだよステージに上がるなんて。恥ずかしいじゃん」みたいな渋る態度を取りながらも、結局はステージ上がるザック。
ザックが、カラオケ・スナックにて「ステージに上がって歌え」と言われる場面では「え?俺?ダメだよステージに上がるなんて。恥ずかしいじゃん」みたいな渋る態度を取りながらも、結局はステージ上がるザック。
どのステージでも、プロ並みのパフォーマンスを見せて喝采を浴びる、というシチュエーションも、ザック映画のお約束という感じで面白かったです。
ザックの父親役がダーモット・マローニーというのも「なるほど」と思いました。
イケメンの家系ってことですよ!
堅物役のマローニーも、最終的には顔面にどえらいスケベ画を描かれていて、笑ってしまいました。
この人、こんなこともしてくれるんですね、意外~。
何でも頼んでみるもんですな〜、イケメンにも。