「バーフバリ 王の凱旋」★★★☆
シリーズ前作「バーフバリ 伝説誕生」はhuluで鑑賞済み。
続編を観たいな~、と思っていたらNetflixで見つけたわい。
ボクちゃん、宝物を掘り出した気分。
小判を見つけた気分ですよ!
壮大なアクション巨編だった前作「バーフバリ 伝説誕生」を観たときは、製作国インドのエネルギーに圧倒されてしまいまいたけど。
カレー・パワーですよ!
「もうあれ以上の作品は作れまい。さすがのインド人でも、やれやすまい」と思っていたら軽々と越えてきた。
今回はド派手なアクションシーンと共に、確執、裏切り、愛や死などの要素が盛りだくさん。
シェークスピア劇ふうにドラマチックでした。
音楽や舞踊も華麗~。
とくに音楽な~。
あの民謡調の曲たちですよ、こきりこ節みたいな!
あの曲たちの入るタイミングが良すぎ~。
完璧でした、曲のキュー出し!
前作の主人公は、主に若者シヴドゥでしたけど。
続編の主人公は、主に王様ヒーローのバーフバリ。
シヴドゥもバーフバリも、同じ男優さんが演じてますけども、なんとなく演じ分けてます。
バーフバリの方が大人っぽい感じ〜。
一層、吉幾三風味!
そんなバーフバリの魅力が大爆発。
あっけに取られるほどカッコいいです。
冒頭から、なだめてましたよ暴れ象!
群れを成す猛牛には、乗っかってしまうバーフバリ。
暴走している牛の上に立ってしまうんですよ、サーフィンみたいに!
牛サーファーですよ!!
剣を持てばシャキーーンとポーズ決め。
剣は、軽く振っただけで丸太が真っ二つに。
弓を持てば、矢は3本まとめてビューーンと飛ばす!
見た目、動きがスタイリッシュなんですよね~。
なぜか素性を隠して、小国の姫に近づくバーフバリ。
なぜかアホの子を演じることに!
いざ、素性を明かすことになると、お付きの者が言いますよ「このお方を、どなたと心得る。バーフバリ様なるぞ」と。
完全に、水戸の黄門、バーフバリ!
黄門さまの場合、そんなときは葵の御紋を見せ付けるものですが、これ見よがしに!!
バーフバリもスゴイですよ、着ていた服が燃え、下に着こんでいた甲冑に家紋が掘ってあるという仕組み。
ああ、まさか服の下に甲冑を仕込んでいたとは・・・。
用意周到、バーフバリ!
好いたおなごのためならば、王家も捨てるバーフバリ。
パンピーになったバーフバリ、地道にこなす、野良仕事!
何をやっても魅力的なバーフバリ。
いつしかボクちゃん、バーフバリが大好きに。
だからバーフバリが、敵の罠に落ちて大ピンチになる場面では泣きました。
「兄貴~!バーフバリの兄貴~!死ぬな~!死んだら嫁と子が路頭に迷う〜。死ぬな~兄貴~!」と泣いたわい!
インド人客が泣いた場面で、ボクちゃんもインド人客と同じように泣いたんですよ!!
もうたまらん。
どっぷりハマった、バーフバリ!
いっぺん落ちたら抜け出せない、底なし沼のようなシリーズでした。