「スイング・ステート」★★★ [映画日記]
コメディ演技に振り切ったスティーヴ・カレルを、久々に見ました。
十何年ぶりかもしれません、干支も一回りしてそうなくらい!
そんな演技は冴えていたと思います。
さすが、コメディ映画「40歳の童貞男」で名を挙げたお方。
「童貞映画」で1発当てた人〜!(←黒歴史?!)
今作は、本国ではコロナで劇場公開を断念、後に配信スルーとなりました。(←よくあるパターン)
日本では、2021年に劇場公開されたようです。
わざわざ、公開するほどの代物でもないような。
他に公開する映画が無かったのかな?
映画館の人も、「捨てるくらいなら、スクリーンに流しとくか」って思ったのかな?(←失礼)
今回は、amazonプライム・ビデオで再生して観ました。
ちなみに、製作はブラッド・ピットと、ブラピの会社「プランB」なんですよね〜。
たま〜に、スティーヴ・カレルとブラッド・ピットって仕事で組むことがあるんですよね〜。
意外とつるんでるおじさん2人なのでした。
作品は、市長選挙を題材にした、政治風刺コメディです。
つまりジャンルは「選挙もの」です、「投票もの」!
クライマックスで「開票もの」になるやつですよ!!
複雑なお話なのですが、簡単に言うと。
スティーヴ・カレル演じる選挙参謀が、ローズ・バーン演じるライバル参謀と選挙活動で火花を散らすお話です。
冒頭から「つまんない映画オーラ」が出まくっていたので困りましたけども。
15分も経つと、ローズ・バーンも目立ちはじめて、「ニヤッ」と笑える場面も増えました。
基本、スティーヴ・カレル等、白人のおじさんたちを中心に進行する物語。
ややお堅い感触がしたものの、ローズ・バーンが出てくると、とたんに明るいコメディっぽくなって助かりました。
バン子姉さんって、本当に頼りになる人ですね!
今回のバン子姉さんはブロンドヘアーなのですが。
不思議と、顔に合っていませんでした、金髪〜。
むしろ金髪が顔を殺してる!
美人だからって、何でも似合うわけじゃないんですね〜。
最後まで観ると、政治の内幕も見えてくるし「よく出来たお話だな」と思えました。
当たり前ですが、路線から出演者まで大人風味だから、全体的に「大人風味のコメディ映画」になっているところが良いですね。
あとは、お笑い場面から扱うネタまで、とってもアメリカっぽいです、バタ臭い!
アメリカの、白人のおじさんっぽいです、臭ってくんの!!
白人のおじさん客なら、全員が大爆笑できるコメディ映画かもしれません。
白人のおじさん客・限定映画に認定してもいいかもしんな〜い。
コメント 0