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「プレデター:ザ・プレイ」★★★ [映画日記]

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野蛮でブサイク、気色悪さ満点の異星人として有名なプレデターさんですけども。(←散々な言われよう)
 
2022年にシリーズ新作が登場〜。
 
劇場での公開はなく、まさかの「Disney+」で配信開始〜。
 
もしかしてディズニーさん、「プレデター」の版権まで持ってんの?!
 
あんなブサイクを買ってんの?!
 
と、一瞬思いましたけども。
本国ではHuluで配信された作品らしいです。
 
作風は、当然、激しめのバイオレンス路線で、とても「Disney+」で、「ハイスクール・ミュージカル」の隣あたりに並んでいる作品とは思えぬ状態〜。
 
プレデターの手により、動物や人間が、体の一部をもがれたりしてますから。
 
柿でも「もぐ」みたいに、もぎ取るんですよ!
 
世界中のお子様たちが、楽しい作品と間違えて再生するといいナ。(←コラーッ)
 
物語の時代は1700年代、主人公はインディアンの少女、っていう攻めた設定。
 
プレデターも娘っ子と戦う時代ですよ!
 
どうやら、地球に不時着した思われる1人のプレデターさん。
 
野生の猛獣たちを、楽しそうに狩ってらっしゃいます。
 
なんと、野グマまでやっつけてました。
 
熊より強い、金太郎みたいなプレデターさん!
 
インディアンの少女も狩りが大好きな、狩りガール!!
 
2人の狩人が対峙し、狩人らしい駆け引きで、ガチンコ対決する展開が、まあまあ熱いです。
 
生い立ちも、見た目も全く違う2人ですが「中身は、どこか似ている」という感触。
 
同じ臭いのする2人!
 
出会い方が違っていれば、良い友達になれたかも。(←なれませんか)
 
そんな運命的な戦いが、シンプルながら、どこか味わい深く、西部劇の決闘みたいな、普遍の魅力を放っていました。
 
プレデターのキャラクター・デザインは、中身は同じなのですが、ファッションが舞台に合わせて無骨です。
 
今作では、頭蓋骨みたいなものを、お面にしているプレデターさん。
 
かぶって来てんの!
 
SF感よりは「部族っぽさ」を前面に押し出していて、見飽きているプレデターさんから新鮮味を引き出していました。
 
大自然を背景にして、「プレデターは血を流していた。血が出るということは、殺せるということだ」とか、野生的なセリフ回しが活きています。
 
SFとは思えぬ、血と肉の臭いがする作品。
 
ビフテキが食べたくなりました。

 

 

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