「グレイマン」★★★☆ [映画日記]
Netflix、2022年7月のオリジナル映画です。
夏の目玉作品らしい、アクション超大作に仕上がっていました。
主人公の殺し屋役がライアン・ゴズリングで、協力するCIAエージェント役がアナ・デ・アルマスですよ。
ハリウッドのセクシー男女ですよ、みんなが抱かれたいし、抱きたいスター!
そんな2人なのに、お色気封印。
アナ・デなんて、ほとんどジャンバー姿ですから。
味も素っ気もない、おじさんジャンバーですよ!
なんとも、贅沢な使われ方をしている2人。
これは「もぎたての苺を生では食べず、わざわざジャムにして食べるようなもの」ですよ!
もったいナーイ!!
ライアン・ゴズリングの方は、一瞬だけ洗面所で上半身が露わになる場面がありましたけども。
ものっすごい筋肉が付いていてビックリしました。
そんだけ鍛えていて、ほとんど見せないままだとは・・・。
一体、何のために鍛えてきた?!
服を着ると、とくに筋肉質にも見えないライアン・ゴズリング。
世界レベルの「着痩せするタイプ」でした!
敵役はクリス・エヴァンスという、超豪華キャストになっていますけども。
クリス・エヴァンスが、「ライアン・ゴズリングに次ぐ二番手の役」を、よく引き受けたな、と思います。
仕事がないのかな?(←十分、稼いでいます)
脇役として、ビリー・ボブ・ソーントンも出てきましたけども。
すっかり老け込みましたね〜。(←昔から老けてましたけども)
ライアン・ゴズリング演じる殺し屋が、取引先であるCIAの内幕を暴こうとする、というストーリー。
ノリは、「殺し屋版の007」という感じでしょうか。
まずは、ライアン・ゴズリングに殺し屋役も、肉体系アクションも似合っていないのですが。
こんな下着モデルみたいな殺し屋いると思えませんし。
爆発で吹っ飛んでも、髪型は崩れてませんしね、ケープ(スーパーハード)で固めたみたいに!
アナ・デもエージェント役には全く見えず、ロケット砲を構える姿もハマっていないのですが。
「グラついてんじゃん、ロケット砲」と思ってしまいましたし。
しかし、そんなアンバランスな要素が、なぜだか面白い。
だからこそ面白い、という映画マジック。
簡単に言えば、アニメや漫画の世界ですね。
美形が暴れるから楽しいんですよ。
ブサイクが暴れたって、何にも面白くありませんから!(←失礼)
監督は「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟で、脚本も「アベンジャーズ」シリーズの人。
一流スタッフですよ!
「殺し屋」というダークなテーマですが、軽快な音楽や、華麗なカメラワークで、ポップに味付け。
大人数のキャラクターを、さばくテクニックも上等です。
ときどき見せるユーモアもオモローい。
「アベンジャーズ」シリーズも、ユーモアの入れ方が最高でしたしね。
さすがのスタッフ、さすが「アベンジャーズ」で儲けた人たちですよ!
そんなスタッフは、早くも「グレイマン」のシリーズ化に着手。
新たな稼ぎ口になるといいですね。
さっき見終わりました。あの、これって結局CIAのお家騒動とか内輪揉めって感じですかね、世間にバレてはまずい秘密を隠蔽するための。人類の敵とか悪の組織ってのが出てくるわけでもなかったですよね、私が見落としてただけなのかしら…。天下のCIAがあそこまで必死にドンパチ戦う相手の正体ってのがいまいちよくわかりませんでした…。CIAが二重組織っぽくなってて、ゴズリングはその片側の強力な隠し玉…でいいのかしら。ま、アナ・デ嬢が可愛かったんでよかったですけど、シリーズ化されるなら、できれば007のパロマちゃんみたいな艶とボケをもうちょい足していただけるとさらにいいなー楽しいなーと思います。
by すだち (2022-08-09 00:01)
すだちさん。
ご鑑賞、おつかれさまでした!CIAの闇をあぶり出したような、そんなサスペンスだった気がします。アナデはCIA役でしたが、ゴズリングとクリスエヴァンスは、CIAじゃなかったと思います。CIAが必死になるほど、ゴズリングとクリスエヴァンスは強かったのだと思われます、多分。アナデは、このシリーズではお色気封印っぽいですね!007のパロマが懐かしいです〜!
by のむら (2022-08-09 22:36)