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「スペース・プレイヤーズ」★★★ [映画日記]

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2022年のラジー賞で3冠を達成した作品を、Netflix内で発見〜。
 
ラジー映画を、わざわざお金を払って劇場で観る気になれませんけども。
サブスクなら、気軽に再生できるからいいですよね〜。
 
たとえ映画が面白くなくても、お財布はノーダメージですから。
 
一銭も損しない!
 
もはやサブスクは、ラジー映画の救済システムですわな!!
 
主人公として、バスケットボール界のスター、レブロン・ジェームズが実名で登場〜。
 
スポーツ選手が、映画に主演して演技をしてしまう、という、捨て身の企画になっています。
 
日本で例えたら、長州力さんが、いきなり映画で主演してしまう感じですよ!(←極端)
 
レブロンと息子が、ワーナー・ブラザース本社のサーバー内に入ってしまい、そこで敵対する相手とバスケットボールの試合をする、というハチャメチャ・ストーリーになっています。
 
ジャンル名を付けるとしたら、「アスリート・コメディ」でしょうか。
 
思っていた以上に、お子様向けな感じで「不良ディズニー映画」という感じの仕上がりでした。
 
日本人のワシらから観れば、普通に、まあまあ楽しい映画かと思いますけども。
 
米国客には、スポーツ選手がズッコケたり、踊ったりする芝居がイタくて耐えられなかったのかな。
 
レブロン・ジェームズさんは、そりゃまあ演技が上等というわけではありませんが、よくやってると思いました。
 
セリフも言えてるし、体もよく動いでました!(←学芸会の感想かい)
 
あと、レブロン・ジェームズさんは、見た目はクールで男前なのですが、本人は優しくて、楽しい人なんだろうな、と思いました。
 
芝居の節々に、お人柄が出ていたと思います。
 
「騙されて出演した感」すら漂っていました。
 
こんだけ働いてラジー賞の、しかも主演男優賞まで受賞とはお気の毒でした。
 
ワーナー・ブラザース本社のサーバー内に住んでいる人工知能役は、ドン・チードルが怪演。
 
アルミホイルみたいな、銀色のGジャンに身を包んで怪演!
 
ラジー賞ギリギリの芝居がスリリングでした。
 
今作の見どころとしては、ワーナー・ブラザースが所有するキャラクターが多数登場して、レブロン・ジェームズと共演するところ。
 
版権フリーで出しまくりなんですよ!
 
チラッと、「グレムリン」や「ゲーム・オブ・スローンズ」等のキャラクターが出てきて、「あれも、これもワーナー・ブラザースの版権だったのか〜」と思いました。
 
しかし、顔が出てくるキャラクターは「アニメもの」ばかりですね。
 
「マトリックス」や「ハリー・ポッター」等の実写系・人間キャラクターは出ず終い。
 
ワーナー・ブラザースさん、面倒臭かったのかな、肖像権の処理とかは!
 
モブシーンなどで小さく映るエキストラの人たちは、ワーナー・ブラザースの人間キャラクターに扮していましたけども。
 
いちいち探してチェックするのも面倒でした。
 
メジャーなアニメキャラのバッグス・バニーや、トゥイーティーや、ロードランナー等が、場を盛り上げ役。
 
マンガ頼りですよ!
 
ときに、セル画風の2D映像で、ときに、フルCGキャラクターで登場するアニメキャラたちの、映像クオリティは流石の出来映えでした。
 
劇中では、レブロンと息子が、ギクシャクした関係を修復できるのか、という、まさかの「コーダ あいのうた」みたいな感動系・家族ドラマまで盛り込まれてます。
 
結構、色々とぶっ込んでいる、テンション高めのカオス作。
 
「明るい悪夢」という世界観でした。
 
 
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