「オールド・ナイブス」★★★ [映画日記]
amazonプライム・ビデオのオリジナル作品で、2022年4月に配信されたスパイ映画です。
CIAの諜報員役はクリス・パインですよ。
スパイがクリパイなんですよ!
スターのクリパイが主演なので、てっきりアクション満載の娯楽作かと思ったら、めちゃめちゃ地味なセリフ劇でビックリ。
地味は地味ですが、想定外のオチがついて、なんとなくドラマチックに仕上がっていました。
舞台はアメリカですが、まるで、エゲレスのスパイ小説作家ジョン・ル・カレの世界っぽい。
「しっとりスパイ」味ですよ!
原作・脚本はオレン・スタインハウアーさんという、米国では有名な作家さんみたいです。
劇中では、過去に起きた旅客機ハイジャック事件を再捜査することになったスパイのクリパイ。
「どうも内輪が怪しい。内部が臭い」ということになり、元・同僚や、元・恋人を、改めて尋問する、というお話です。
ステキなお店で、お酒を飲みながら話を聞く、という、飲み会映画という一面も!
ステキなお店は、日が暮れてきたというのに、店内の電気をつけないから、お客さんが「手暗がり」に。
「そんなんじゃ、テーブルの醤油と酢を間違えちまうよ」と思いました。(←中華料理屋かい)
クリパイの上司役がローレンス・フィッシュバーン、元・同僚役がジョナサン・プライスという、渋すぎる配役。
クリパイの元・恋人役はタンディ・ニュートンですよ。
なんとも、えっらい年上のお姉さまを抱いていたクリパイ!
いや、つまり、抱かれていたのかクリパイ!!
そして、こんな地味作でも、しっかりと脱いでくださるタンディ・ニュートン様よ。
物語を引っ張っていく役だし、とっても頼りになる存在でした。
クリパイ本人も良い人なので、「タンディ・ニュートン様がお脱ぎになったのなら」ということでしょうか。
普段は脱がないクリパイも尻出した!
これは大変稀な現象です。
珍しい尻でした!
今作はクリパイがプロデュースも兼任しているんですよね〜。
キャストの中では、クリパイが1番若手。
偉大な先輩たちの胸を借りて、新しい大人の魅力を開拓しているように見えました。
40代に突入したクリパイが、今後は、どんな路線に行きたいのか、この作品を見ればわかる気がします。
「大人・セクシー・アクションしない」という路線。
楽して稼ぐ、ジョージ・クルーニーみたいな路線ですよ!
ああクリパイ、これからは顔だけで稼ぐおつもりでしょうか?!
クリパイとタンディ・ニュートンって、実年齢は10歳くらい離れているのですが。
老けメイクで、タンディ・ニュートンの年齢に近づけているクリパイ。
年上に見られたがっている?!
もしかして、いきがっている?!
近年、クリパイも額の後退が進みました。
このままいくと、ハゲ直行!
将来のハゲ姿をを想定して、実年齢40歳の時点から、50歳くらいの演技をしたいのかな。
近いうちにハゲたとしても「若ハゲじゃありません。加齢のハゲです」と言い切れますしね〜。(←言い切れませんか)
コメント 0