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「運命のイタズラ」★★★ [映画日記]

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Netflixオリジナル、2022年3月配信の中規模作品です。
 
配信映画らしい、適当な邦題が付けられてますけども。
 
「捨て題」ですよ!
 
しかしながら、再生した後3分で「この映画、佇まいがクールで、意外と良いかも」と思う。
 
こぢんまりした定食屋で出された「アジフライ定食」を一口食べたら、期待値よりも美味かった時のような喜び。
 
こぢんまりした定食屋で「ちょっと、シェフ呼んで!このタルタルに何入れた!」と、笑顔で叫びたくなる気持ちですよ!
 
主な登場人物は3人だけの、ほぼ3人芝居。
舞台は、いなかに建つ高級別荘の敷地内だけ、という、大人風味のシチュエーション・スリラーです。
 
本編時間は約90分で、配信で観るにはちょうどいい映画だと思います。
 
出演者は、ジェイソン・シーゲル、リリー・コリンズ、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でアカデミー賞ノミネートを果たしたジェシー・プレモンスですよ。
3人は、そろってプロデュースも兼ねているようです。
 
ジェシー・プレモンスはIT長者役で、「カネ持ってんど〜。毎日いいもん食って肥えてます」っていう雰囲気がハマってます。
 
ホリエモンみたいな感じですよ!(←人選が古いですか)
 
見せ場もあるし、改めてじっくり、しっかりジェシー・プレモンスの演技を見てみると、やっぱり良いですね。
 
顔が良いんですよね〜、ちょいブサイクで。(←ホメ言葉)
 
じ〜っと眺めているうちに、だんだんイケメンに見えてくるという奥深いブサイクなんですよね〜。(←失礼)
 
良い役者さんだな〜と思って、今後の活躍も楽しみになりました。
 
リリー・コリンズはジェシー・プレモンスの妻役で、夫婦関係には問題がありそうな気配を醸し出しています。
 
匂わせ女ですよ!
 
威圧的な夫から脱却したがっている、というような、現代的な女性像になっていました。
 
ジェイソン・シーゲルは、夫妻の別荘に来た謎の男性役でした。
 
そんな3人が腹を探り合い、時に命がけで生き残ろうとする、ミステリアスで、人間味あふれたお話。
脚本は「セブン」などのアンドリュー・ケビン・ウォーカーのようです。
 
ジェイソン・シーゲルには「愉快なおじさん」みたいなイメージを持っていたのですが。
 
「バカやってるおじさん」ですよ!
 
今作では愉快でなかったし、作品全体も、思った以上にシリアス路線でしたね。
 
リリー・コリンズってステキな子ですけど〜、映画の中だとキレイすぎて、いまひとつワクワクしない〜。
 
この子は、劇中で泥水を飲んだり、田んぼの中に、頭から突っ込んだりしないじゃないですか〜。(←普通しませんか)
 
そんなリリー・コリンズには、まあまあの見せ場があって、「良い役もらったよね」と思ったら。
 
2021年にリリー・コリンズと結婚したお相手が、今作の監督チャーリー・マクダウェルなんですね〜。
この作品をきっかけに、交際が始まったのかもしれません。
 
この映画を踏み台にしてゴールインですよ!
 
リリー・コリンズが輝いて見えたのは、愛ある演出が理由なんですね。
 
「抱いてるから」なんですね!
 
ちなみにチャーリー・マクダウェル監督は、実のお父さんがマルコム・マクダウェル、お母さんがメアリー・スティーンバージェンという2世タレントさん。
 
ご本人も美形ですよ、そりゃあ良い遺伝子もらってますから!
 
リリー・コリンズの実のお父さんはフィル・コリンズですし。
 
2世タレント×2世タレントのご結婚で、生まれるお子様は一体何世よ?!
 
ルパン何世よ?!
 
そんな混沌とした気分になりました。
 
セレブ家同士が、ふとした縁で親戚になる、まさに「運命のイタズラ」ですね。
 
 


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