「テッド・バンディ」★★★ [映画日記]
2019年に、世界中のNetflixで配信された作品ですが、なぜか日本のNetflixだけ未配信。
わたくし、ず〜っと配信を待っておりました、キリンさんのように首を長くして!
鼻息も荒くしてましたよ、カバさんのように!!
そしたら、2021年になって、Netflixではなく、なんでかamazonプライム・ビデオの方で配信されたわい。
別な方から出たーっ!
なんでじゃーーっ?
配信の謎ですわな。
1970年代に連続殺人鬼として有名になった実在のイケメン、テッド・バンディの生活を描いた作品です。
テッド・バンディは「シリアル・キラー」の語源となった人物。
語源マンですよ!
何十人も女性を虐待したり残虐に殺したり、そりゃあもう、恐ろしいお方なのですが。
今作は、そんな恐ろしい男だとも知らず交際していた実在の女性、エリザベス・ケンドールさんの回顧録が原作。
抱かれた者目線の作品ですよ!
だから、殺人の描写があるわけでなく、ひたすら「ステキなイケメン婚約者が、なぜか罪に問われて投獄されちゃってる。ぴえん」みたいな、冤罪映画みたいな佇まい。
「婚約者の私だけは、彼の無罪を信じなきゃ!」みたいな、乙女路線!
とんだネンネですよ!!
しかし観ているうちに、観客も乙女の気持ちになってしまい、「テッド・バンディ本人は殺してない、って言ってるし。無罪なんじゃないの?」って思ってしまうところが、今作の醍醐味だと思います。
結婚詐欺にでも遭った気持ちになれるんですよ!
最後まで観ると、テッド・バンディは嘘つきで、正体は連続殺人鬼だった、と、視聴者も事実を実感することに。
テッド・バンディは本当に頭がおかしい人だったんだな、と納得できる内容でした。
当時、投獄されたり裁判されたりしていたテッド・バンディですが。
一般女性のファンが、たくさんいたことにもビックリ。
見せつけられました、イケメンの威力!
テッド・バンディ役を演じたのは、まさかのザック・エフロンですよ。
久々のマジ映画での主演で、賞取りも期待できる良い役だったのですが。
まだまだ演技がキレイすぎる〜。
ヨゴレきれてナーイ!
シャーリーズ・セロンのステップアップ作品「モンスター」みたいな扱いになりそうだったのに、惜しくも逃した感じで残念〜。
1970年代風・強めのパーマ姿も見せたザック。
あのイケメンも、強めのパーマをあてるとモンチッチ(死語)みたいになるもんだわな!…と思いました。
エリザベス・ケンドールさん役を演じたのはリリ子!(←リリー・コリンズ)
1970年代風・ストレートヘアーが似合ってました。
劇中では、リリ子がザックに抱かれて数年経って、次に抱かれる相手役は、まさかのハーレイ・ジョエル・オスメントなんですよね〜。
「シックス・センス」での演技で一世を風靡した元・子役ですよ。
今は太ったシックス子役!
抱かれる相手が、ザック・エフロンからハーレイ・ジョエル・オスメントという落差がスゴーイ。
ハリウッド男優界の天と地ですよ!(←オスメントに失礼)
リリ子自身も「まさか私が、シックス・センスの子役に抱かれるとは」と思ったことでしょうね。
苦笑いしながら!
公開時に劇場で観ました!
確かに、ザック・エフロンのヨゴれ具合が中途半端で、モヤモヤする作品でしたね。一番の見所はハーレイ・ジョエル・オスメント…
友だちを誘って観に行ったので「なんかゴメン!」という気持ちになりました…☆
by M (2021-07-09 12:53)
Mさん。
観てらっしゃって流石です!モデルとなった人物は興味深いですよね。映画はザックのおかでで明るくなりすぎたかな?!映画館に誘ったお友達、ハーレイ・ジョエル・オスメントで満足してるといいのですが。せめてオスメント君にも見せ場があればな〜、ベッドシーンとか。
by のむら (2021-07-10 00:42)
のむらさんのブログで、え、アマプラで見れるの?で、見ちゃいました。
確かにシリアルキラーものとしては、お上品に出来上がってしまっていたかも。
コンセプトとして間違ってはない気もするけど〜、んー…。
やっぱりガツガツ殺してなんぼなのかなぁ?
その後Wikiなどでテッド・バンディ調べてもやもやしました。
オスメントさんはポッチャリ芸人としてやっていけるのかな?
生活費には困ってないと思うけど〜。
by それいゆ (2021-07-22 12:06)
それいゆさん。
観ましたか!テッドの交際相手による原作ということで、女子目線のサイコスリラーという感じでしたね。僕も、観賞後はウィキでテッドのページを読みました!こういう映画は、ウィキを読むと一層深みが増しますね。オスメントの配役は、今思えば「ネタ」だったのかな〜。これからもポッチャリ芸人枠での活躍を楽しみにしています。
by のむら (2021-07-22 13:58)