「アオラレ」★★★ [映画日記]
あおり運転の主がラッセル・クロウって、コワイ。
迫力があるんですよ、太ってるし!
目もすわってるし。
なんかもうあの人、体も顔も最悪〜!(←散々な言いようですが)
今作は、スティーヴン・スピルバーグ作「激突!」を思わせる、本格ドライブ・スリラーですよ、運転映画!!
そうは言っても、あおりドライバーのラッセル・クロウは、車から降りて攻撃してくることも。
結構、歩いてました、地べたも!
あおり歩行ですわな!!
ラッセル・クロウによると、役作りには「ジョーズのサメ」を参考にした、とのこと。
なるほど、確かにシンプルな悪役でした。
どこかに人間性があるか、というと「無い」タイプ。
ひたすら、悪意だけ掲げて襲ってくる人で、「よくこんな単純な役をラッセル・クロウが引き受けたな〜」と思って、うれしくなりました。
このまま、オスカー受賞からB級男優に仕上がった人物、ニコラス・ケイジの域まで行ってほしいです!
あおり運転の被害に遭い、ひたすらラッセル・クロウに追われるのは、シングルマザーのレイチェルなのですが。
正直グズな子!
アンタ、向いてないよ運転!!
冒頭から、レイチェルが仕事に遅刻。
寝過ごしたんですよ!
レイチェルがイライラしながら自家用車を運転し、ラッセル・クロウの車に向かって、感じの悪いクラクションを鳴らして始まる物語なんですよね〜。
ラッセル・クロウの車に向かって「ブッブーーーッ!!」ですよ。(←クラクションの音イメージ)
レイチェルの遅刻のせいで、家族からご近所、売店で会話した人まで、あらゆる周辺人物がラッセル・クロウのえじきに。
レイチェルが寝過ごしてなかったら、全員平和に暮らしていたことでしょう。
まずは、遅刻の常習犯で、「今ですね〜、渋滞にハマっちゃってるんですよ〜」なんて安い言い訳をするレイチェルにイライラしてしまいました。
車で息子を学校まで送る時も、運転中に、よそ見をしまくりのレイチェル。
あぶなっかしい子!
ヒヤリハット女ですよ!!
自家用車内に仕込まれていた、謎の携帯電話を発見するレイチェル。
その携帯電話に着信があると、のこのこ出るレイチェル。
なぜ見たこともない電話に出る!?
ああレイチェル、余計な行動をしがちな子!
携帯電話でラッセル・クロウが「お前の知人からターゲットを選んでやる。名前を言え」と、レイチェルに脅し文句。
悩んだ挙句、レイチェルが挙げた名前は、仕事のお得意様!
世話になったお方を、生贄に差し出したわい!!
ある意味「レイチェルはレイチェルでワルだな」と思いました。
いやはや、散々、周りの無関係な人も助けようとした人も弟のガールフレンドも友だちも巻き込んでおいて、身内は無事だった。良かったわなレイチェルって悪魔だと思いますねぇ。
by わに (2021-06-13 07:33)
わにさん。
レイチェル悪魔説〜!レイチェルみたいな人が、一番たちが悪いんですよね〜。極端な表現でしたが、こういう「人を振り回すタイプ」っているもんです。ラッセル・クロウと同じくらい、キャラは立っていたかも〜。
by のむら (2021-06-13 14:37)
ラッセルクロウ イカレてるわ~(笑)
レイチェル、仕事のお得意様を生贄かよ サイテ~~~
彼女も運転しないほうがいい人間ですよ。
さて、この「アオラレ」にピッタシの格言があるんですよ
「憤怒は他人にとって有害であるが、憤怒に駆られている当人にはもっと有害である。」
レフ・トルストイ(19世紀ロシアの小説家 思想家)
by zebra (2021-07-18 12:42)
zebraさん。
うわ〜、ホントだ、ピッタリの格言ですね!「アオラレ」とロシアの格言に、まさかの共通点〜。
by のむら (2021-07-18 18:25)
いやー、たまたまwowowでながれてて引き込まれました。ふだん、みないジャンルですが。わたくしも、車で通勤しているので、気をつけたいです。でも、クラクションは鳴らしたことないですよ。しかーし、自分の性格の問題が浮き彫りで、イタかった。いったん火がつくと、一晩寝ないと、怒りが収まらないんですよね。そのエネルギー良いことに使えよって言われる・・・
by けい (2022-05-25 19:23)
けいさん。
観ましたか!ついつい引き込まれてしまう映画ですよね。こういうのを見ると「自分も気をつけよう」と思いますよね〜。教育には役立っている映画だと思います。一晩寝ないと怒りがおさまらないんですか?!大丈夫です、きっと、みんなそうだと思います。世の中の怒りのエネルギーを集めて、電力に変えられれば良いのにねぇ。
by のむら (2022-05-26 00:02)