2020年「オモロかった映画ランキング」を発表してみる。 [ランキング]
いや〜、2020年の映画界な〜。
まずは何と言っても、「鬼滅の刃」さん人気がスゴかった〜。
わたくしですら、テレビアニメ版も劇場版も観ましたからな。
流行の波に、しがみついたんですよ、恥ずかしげもなく!
まさか「千と千尋の神隠し」を抜いて、興行収入歴代1位になるとは〜。
映画館が鬼滅ブームに乗ってスクリーンを「鬼滅さん」でジャックしたとはいえ、コロナ影響下で、この数字は立派です。
「鬼滅さん」がなかったら、映画館は売り上げが無くて危なかったと思う〜。
そういう意味では、「鬼滅さん、ありがとう」ですよ!
引き続き、2021年は「鬼滅の刃2」を公開してほしいです、とっとと!
スタッフは徹夜でも、サービス残業でも何でもして仕上げるんですよ!!(←働き方改革、無視)
そんな映画界でしたけども。
2020年に観た映画の中で、良かったものを10位までランキングしておこうと思います。
*昨年まで別にランキング発表していた「実話ベース映画」を含みます。
*オリジナル配信映画も含みます。
1位「博士と狂人」
狂ったインテリ殺人者が「オックスフォード英語辞典」製作に加わる成り行きがドラマチック、演じるているのはショーン・ペンって、クソ面白い。
The Professor and the Madman [DVD]
- 出版社/メーカー: Lions Gate
- 発売日: 2019/08/13
- メディア: DVD
2位「透明人間」
昔ながらの怪人を「女の敵」という今風悪役にアレンジ、見えない恐怖、チラっと見えた恐怖、大乱闘など「観たいもの」を全部見せてくれてサービス満点。
3位「鵞鳥湖(がちょうこ)の夜」
舞台である夜の中国が超・クールで風景はまるで近未来SF、最も「ブレードランナー」に近い中国映画。
4位「グレイハウンド」(Apple TV+)
よくある「戦艦vs.潜水艦」という構図の「ノンストップ戦争エンターテインメント」ですが、「潜水艦が主役」じゃなくて「戦艦が主役」ってところが新鮮。
Greyhound (Movie Tie-In): A Novel (English Edition)
- 作者: Forester, C. S.
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2020/07/07
- メディア: Kindle版
5位「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
1950年代の名作映画ふう世界観で貫きつつ、結末は今風にアレンジするという、タランティーノみたいな仕事をしたグレタ・ガーウィグ監督を再評価。
【Amazon.co.jp限定】ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 ブルーレイ&DVDセット(オリジナルA4ミニポスター 2枚組付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2020/10/14
- メディア: Blu-ray
6位「悪魔はいつもそこに」(Netflix)
クソ野郎大集合の「悪役映画」で大物男優陣によるノリノリ演技が見もの、「戦争」が伏線になっていて深みもある。
The Devil All the Time (English Edition)
- 作者: Pollock, Donald Ray
- 出版社/メーカー: Anchor
- 発売日: 2011/07/12
- メディア: Kindle版
7位「ミッドサマー」
異文化を「優しいのに狂気」「善意なのに恐怖」と捉えたホラーですが、監督の悪趣味センスが悪ノリしていて、どこか楽しい。
8位「グッドライアー 偽りのゲーム」
珍しい「老人男女によるラブ・サスペンス」で、ヘレン・ミレンとイアン・マッケランが腹を探り合った挙句「取っ組み合い」って最高すぎる。
グッドライアー 偽りのゲーム ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2020/06/03
- メディア: Blu-ray
9位「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」
「ちびまる子ちゃん」のクラスを米国ハイスクールに置き換えたような「青春もの」ですが、メインのJKが女子に恋しているところが今時でかわいい。
【Amazon.co.jp限定】ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 豪華版(ミニポスター付) [Blu-ray]
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10位「WAVES/ウェイブス」
感動しないけれど空気感がオシャレ、「フンイキだけで攻めてる」風の次世代型スタイリッシュ・ムービー。
WAVES/ウェイブス【豪華版】Blu-ray+UHD(ドルビーアトモス対応)
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2020/12/18
- メディア: Blu-ray
オモロかった映画について、2020年の総括は。
まーね、アレよ、基本的にラインナップは地味ですわな、ハリウッド大作が映画館で上映されなかったんで!
だって昨年の1位なんて「アベンジャーズ/エンドゲーム」ですよ、ド派手だった〜!!
そんな中でも「博士と狂人」や「透明人間」は一見地味ながら、中身はものすごいエンターテインメントで楽しみました。
「透明人間」のリー・ワネル監督、「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のオリヴィア・ワイルド監督など、めざましい活躍で発展を遂げた監督も目立ちました。
製作会社「A24」による「WAVES/ウェイブス」など、新感覚の作品も見かけるようになり、「映画の未来」を想像することもあった2020年でした。
2021年の展望は。
公開が先延ばしになっている「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」に期待しています。
予告編に出てくる、この人の正体が、あおい輝彦なのかどうか早く確かめたーい。↓
2020年の007は「公開する、そろそろ公開しようと思う、もうちょい先に公開しよう」と言い続けてましたから。
もはや「もうすぐ公開します詐欺」でしたからな〜!
2020-12-30 00:00
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