「タイラー・レイク -命の奪還-」★★★ [映画日記]
「沈黙の奪還」をほうふつとさせる副題が付いてますけども。
スティーヴン・セガールは出てませんから!
毎月一回、恒例行事のように配信されているNetflixオリジナル大作映画です。
主人公タイラー・レイク役をクリス・ヘムズワースが演じておりますけども。
大金で難仕事を請け負う、軍人上がりの傭兵という設定のタイラー・レイクなのですが。
ブロンド髪型はサッパリと手入れされてるし、スラッとしたスタイルだし。
タイラー・レイクは隠密活動をしているはずなのに、スターのオーラが燦々!
まばゆいわい!!
「こんな男性下着モデルみたいな傭兵おらんわな。男性下着モデル職で生計立てれるし、むしろ!!」と、まずは「ひとツッコミ」いたしました。
下着ツッコミですよ!
相変わらずクリス・ヘムズワース自体の輝きがスゴかったです。
バングラデシュを舞台に、タイラー・レイクが、インドの麻薬王の息子オヴィを救い出すというミッションが描かれておりますけども。
ストーリーは平凡で、人間ドラマも安いのですが。
麻薬王の息子オヴィが、知り合って一泊二日程度の外人タイラー・レイクに懐き過ぎでしたし。
普通なかなか懐きづらいですよ、知り合って一泊二日程度の外人には!
しかしながら、アクション・シーンは素晴らしいです。
物語の前半から、少年オヴィを連れてタイラー・レイクが逃走する場面が長くて圧巻。
「1917 命をかけた伝令」みたいにワンカットで見せるタイプの演出がされていて、撮影カメラが走行中の車に出たり入ったり縦横無尽。
ものすごい映像技術が使われてます。
この場面だけでも、Netflix月額の元は取った感〜。(←いやらしい)
物語の後半にもワンカットで見せるタイプの演出があるかな〜、と思ったけど、それはなし。
前半で力尽きてました!
製作しているのは、近年の「アベンジャーズ」シリーズを仕切っているルッソ兄弟ということで。
「アクションシーンが見事だし、さすがルッソ兄弟だね。監督もしてるんだよね」と思っていたら、観賞後に調べたら監督は別人。
ルッソ家の兄でも弟でも、親戚でもナーイ!
監督はサム・ハーグレイブという人で、「アベンジャーズ」シリーズや「アトミック・ブロンド」、「スーサイド・スクワッド」など、ハリウッドのアクション大作でスタントマンやスタント・コーディネイトをしていたお方。
イケメン・スタントマンとして有名な殿方!
イケ・スタントマンですよ!!
スタントを担当した作品ではチョイ役で出演することも、しばしば。
イケメンだから顔でも稼げるんですよ、チキショーッ!
監督は今作でも、タイラー・レイクとチームを組んだ一員役として出演しておりました。
サム・ハーグレイブの存在は前から知っていたので、「この人、ついに長編映画監督としてデビューしたんだね。ずっと前からコツコツがんばっていたから、有力者から声をかけてもらえたんだね」と、少しうれしくなりました。
サム・ハーグレイブはイケメンですが、地道に仕事をこなすタイプのイケメンですから。
応援してやってください、お願いします!(←イケメンのために頭を下げるボクちゃんであった)
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