「エンド・オブ・ステイツ」★★★ [映画日記]
ジェラルド・バトラーがシークレットサービスを演じるアクション・シリーズ第3弾です。
旧作2本は配信サービスで、3作目は劇場で鑑賞しましたよ。
3日連続の「エンド・オブ」ですよ、もう「エンド・オブ」でおなか一杯〜!
1作目はホワイトハウスが襲撃される「エンド・オブ・ホワイトハウス」、2作目はエゲレスが襲撃される「エンド・オブ・キングダム」でした。
さて3作目はどこの「エンド・オブ」?
「エンド・オブ・京都」とか? …と思ったら「エンド・オブ・ステイツ」だそうです。
アメリカが襲われるんですよ、お国が!
前作までの敵はテロリストでしたけども。
今回はテロ・ネタも尽きたようで、悪役は自国の企業にチェンジ。
会社ですよ、株式だか何だかの!
しかも軍事的な商売をしている会社ということで、戦闘シーンはミリタリー色が強くなっておりました。
また、ジェラルド・バトラー演じる主人公マイク・バニングの人生や身の振り方ついても、かつてないほど多く描かれていて、これが完結編になっても問題ないドラマチックな仕上がりに。
物語は、マイク・バニングがテロリストの汚名を着せられて政府から追われる、というもの。
今度は「逃亡者」の形態ですよ!
特に珍しくもない設定なのですが、相変わらず戦闘シーンの過激さは素晴らしく、「ストーリーより、アクションを入念に描ききりたい」という意気込みを感じました。
使うのは頭ではなく筋肉なんですよ!
このシリーズの魅力は、そういう「割り切りの良さ」だと思いました。
前作までは、実力派を集めた豪華キャストでしたけども、今回は予算が削減されたのでしょうか、有名な人材は大幅カット。
豪華な人は呼べず終い!
マイク・バニングの妻役は、ラダ・ミッチェルからパイ子にすげ替え。(←パイパー・ペラーボ)
たすきを渡したわい、B級女優からB級女優へ!
前作まで、メインキャラ扱いだったアーロン・エッカートが演じる大統領は、とっくに退任している設定のようで、名前すら出てきませんでした。
そのかわり、前作までの副大統領が大統領に出世。
今回の大統領を演じているモーガン・フリーマンは、シリーズ3作全てに出演している、数少ない人材なんですよね〜。
他のスター俳優は金欠で出せずとも、モーガン・フリーマンだけは死守して作品の高級感を維持したい、というところでしょうか。
予算をはたいたのかもよ、あの爺さんに!
というわけで、劇中でのジェラルド・バトラーは、モーガン・フリーマンを守りながら戦う、という構図に。
モーガン・フリーマンには入院する場面もあるし〜。
前作までの快活さは無くなって、まるで介護アクションという趣も!
3作目からの新キャラクターとして、マイク・バニングの父親が登場〜。
おどけた部分がある性格の父親で、シリーズで初めてユーモアを感じさせる場面もありました。
初めてのお笑いですよ!
どうやら父親のキャラクターは気に入られたようで、出番が多かったです。
もしも続編があるとしたら、父子でツッコミを入れ合う、半分コメディの作品なるかもしんな〜い。
のむらさん
ほんと面白かったですね。
でも頭の中に残るのは、じいさんの事ばっかり。
https://www.youtube.com/watch?v=Is1SoQXLajU
応援上映してほしいですね。
じいさん、がんばれ~♪
by 内幸町 (2019-12-17 22:07)
内幸町さん。
リンクしていただいた動画は、じいさんの初登場シーンですね!まさか硬派な主人公マイクに、こんなお父さんがいたとはねぇ。意外すぎて面白かったですね。応援上映は、お父さんとモーガン・フリーマンを応戦する会になりそうですね!
by のむら (2019-12-17 23:47)