「スノーマン 雪闇の殺人鬼」★★★ [映画日記]
監督は「裏切りのサーカス」などのトーマス・アルフレッドソン。
裏サカ監督ですよ!
主演はマイケル・ファスベンダーで、共演はレベッカ・ファーガソンやJ・K・シモンズという豪華な面子。
数年前の製作発表から「早く公開されるといいな」と楽しみに待っていた作品なのですが、待ち続けていたら令和になった!
待ちぼうけを食らったわい、忠犬ハチ公みたいに!!
実は、作品は2016年に仕上がっていたという。
完成した作品は日本未公開のまま、いつのまにかamazonプラオムビデオに配信されていたのでした。
原作はノルウェーのベストセラー小説「ハリー・ホーレ刑事」シリーズ。
ハリー・ホーレですよ、ハリー・ホーレ。
ハラホロヒレハレじゃありませんから!
雪景色のオスロを舞台に、ハリー・ホーレ警部が殺人鬼を追うという本格殺人ミステリー作品です。
殺人鬼が現場に残すアイテムが「雪だるま」ということで、「スノーマン」というタイトルが付いているようです。
北欧のクールなフンイキとミステリーの相性は相変わらず抜群ですが、ロケ地は相当寒そう〜。
明らかに気温はマイナスという感じですけども。
どういうわけか、登場人物はあんまり寒そうじゃありません。
マイケル・ファスベンダーが演じるハリー・ホーレなんて、思いっきり雪が積もっている公園でゴロ寝してましたから、毛布1枚かけることなく!
「死ぬよね、普通」と思いました。
あと、あんなに寒そうな景色の中、バスの中では立ち食いしてましたからよりによってアイスクリームを!
僕なら、あの雪景色の中で立ち食いするなら豚汁だわな、アツアツの!!…と思いました。
マイケル・ファスベンダーの元・妻役がシャルロット・ゲンズブールというのも、ありそうで無かった組み合わせ。
両者ともセクシーで絵になってますけどもね〜。
シャルロット・ゲンズブールが、これがまた、雪景色の中でミニスカート姿ですよ!
「アンタ、足腰が冷えちまうよ。ちゃんと毛糸のパンツを穿いて来たんだろうね?」と思いました。
刑事役のレベッカ・ファーガソンは、地味髪で地味服でしたが、それでも美人でステキでした。
北欧にも合いますしね、妖精面ですし!
バル・キルマーも出てますけども、久々に見たバル・キルマーがヨボヨボすぎて、なんかショック〜。
初めて出てきたときは、誰なのか分かりませんでした。
とくに必要性を感じる役でもなかったので残念〜。
あとは、人気の北欧ミステリードラマ「The Bridge/ブリッジ」から、主人公サーガ・ノレーン役のソフィア・ヘリーンも出てきて、ボクちゃんも応援モードだったのですがチョイ役!
せめて、マイケル・ファスベンダーと絡ませてやりたかった〜。
小指と小指だけでも絡ませてやりたかったです!
そんな感じで、魅力的な大人の役者が揃ってましたけども。
だからと言って面白い作品になるわけじゃないんですね〜。
ストーリーは良かったですが、素晴らしいロケーションを持ちながらも、不穏なムードが不足していた気がします。
ノリが良すぎ、というか〜。
スター様の量が多すぎたのかな〜。
管理人さんこんばんは~(^O^)/
シャルロット・ゲンズブールさん目当てでこれ観ましたよ!
彼女もハリウッド映画では(出てるんかい?コティヤールさんよりも小さな役柄の印象が←失礼!)演技固い気がしますね・・・。
雪景色でミニスカはなかなかセクシーでしたが(でもツッコミたくなる・・・。)
by かつかつ☆ (2020-07-07 18:35)
かつかつ☆さん。
シャルロットの「雪国ミニスカート」、寒そうでしたよね!ホント、ツッコミどころが多い映画でした。言われてみれば、シャルロットはハリウッドでは役が小さく、つまんない役が多い気が。やっぱりラースフォントリアー作でのハジけた演技が良いですよね。
by のむら (2020-07-07 23:42)