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「ジェーン・ドウの解剖」★★★☆ [映画日記]

TheAutopsyofJaneDoe.gif

 

たしか、宣伝ポスターは死体の写真でした。

 

どざえもんか何かですよ!

 

気になっていた作品ですが、観逃しておりました。

日本公開から1〜2年経ち、配信サービスで鑑賞することに。

 

どんなに知名度の低い映画でも、観ると必ず発見があるものですよ。

主人公の検視官役はエミール・ハーシュだったんですね!

 

ハシュ坊ですよ!!

 

芸暦の長いハシュ坊ですけども。

 

いまだに若手役!

いまだに新卒みたいな顔をして!! 

今回のハシュ坊は、ベテラン検視官である父と2人っきりで、遺体安置所と火葬場を兼ねる職場で働く役。

童顔を活かした弟子演技がハマってます。

 

「こんな弟子がいたらいい」と思わせる存在。

 

バッチリですよ、師匠ウケ!

 

 アンタなら、談志師匠の弟子にもなれますよ!! 

そんな父子の元に、「今夜中に検死して身元を明らかにさせたい」と、美女の遺体が持ち込まれて始まる物語。

 

検死の描写がリアルです。

 

お肉や小骨がグッチョグチョ。

 

ボクちゃん、晩ごはんを食べながら観ていたのですが。(←バカですか)

箸でつまんだ餃子が、色といい、形といい、死体の耳に見えてしまって困りました。

 

父子は淡々と遺体の隅々までチェックして、遺体の身元を次々と推測していきますよ。

そのあたりは、解剖ミステリーという趣きでした。

 

ラストシーンまで、この調子なのかな?

 

西部劇ならぬ、解剖劇なのかな?・・・と思ったら。

 

物語の後半はハチャメチャな展開に。

 

オバケが出たわいギャーーッ!

解剖シーンのクオリティの高さから、リアルタイプの作品かと思っていたら、着地点は、なんとも立派なホラー作品に。

なんとも立派に怖がらせてくれました。

 

結局オバケが出てくる話なのに、リアルから入るところがクールでした。

 

監督は、ボクちゃんが大好きな作品「トロール・ハンター」を撮った人だったんですね。

 

「トロール・ハンター」は、トロールが実在するという体で語られるフェイク・ドキュメンタリー作品。

この監督は、観客にマジメに夢を見せてくれるお方なんですね。

 

夢先案内人なんですよ!

主な登場人物は、計4人くらいしかいませんでした。

低予算で、ここまで楽しませてくれたら十分だと思います。

 

死体役を演じた美女も、大変な仕事をしてますよ。

目もお口も開いたまんま。

 

開けっ放しなんですよ、便所の小窓みたいに!

目にはコンタクトレンズも入れてましたからね〜。

 

ドライアイにご用心! 

お口が渇いて辛いときにのアドバイス。

 

梅干を思い出してツバ出しなね!

 


 

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コメント 3

青山実花

私もこの映画、好きです^^
遺体安置所と検死所と火葬場を
セットで経営しているという
シチュエーションもウケました^^

by 青山実花 (2019-01-25 08:04) 

かつかつ☆

管理人さん、おはようございます<(_ _)>
ギョウザが分かります~!
私なんか官能映画観ている時にウインナー食ってたら(食うな!)×××に!(下品ですみません)

この映画気になります。

by かつかつ☆ (2019-01-25 08:47) 

のむら

青山美花さん。
この映画、いいですよね!セット経営している職場、火葬場も付いているところが便利ですね、肉切ったらすぐ焼ける、みたいな。(←コラーッ)今回の場合、火葬場に必要性は感じませんでしたが、霊的なフンイキはバッチリでした。

かつかつ☆さん。
官能映画を観ているときにウインナーをお召し上がりとは、タイミングが悪かったですね!官能やホラーに限らず、サスペンスなんかも食事には合いづらい。食事に合う映画があればいいですよね〜。
by のむら (2019-01-25 21:18) 

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