「クリード 炎の宿敵」★★★☆ [映画日記]
「ロッキー」シリーズのロッキーが、ボクシング界で後釜を育てるシリーズ第2段ですけども。
育成シリーズですけども!(←たまごっちかい)
なにこれ熱い!
選手入場の派手な演出から、起伏に富んだ展開まで、試合の場面が最高すぎる~。
とくにクライマックスの試合は、登場人物のご家族が総出~!
盛り上がり方が大晦日~!!
テーマ曲の挿入タイミングも素晴らしくて、ボクちゃん泣いた。
2019年、初めて目からお汁を出したわい!
興奮とエンターテインメントのバランス、辛気臭すぎない浪花節。
やっぱり、こういう映画はハリウッド作品に限りますな~。
日本映画では決して味わえない風味でした。
ロッキー役のシルヴェスター・スタローンが脚本も書いている、ということで。
あの人のことだから、難しいことは書けやすまい。(←失礼)
話は見事に普通なのですが。
なんか~、人情ネタとか純粋。
スタローンってピュア!(←失礼)
心地よい予定調和と、シンプルにグッとくる、素朴な愛の物語に身をまかせました。
アドニス・クリード役のマイケル・B・ジョーダンが大熱演で、親しみ感のある彼の魅力も爆発。
ガールフレンドのビアンカ役はテツ子ちゃんですけども。(テッサ・トンプソン)
映画もドラマもヒット作に出演し続けている、なぜか売れっ子のテツ子ちゃんですけども!
アドニスの実家にて、アドニスの母と共に食事をするビアンカ。
アドニスの母がビアンカを見て言いますよ「その髪、その肌、見事なツヤじゃ。しょっぺぇものを食べたがるし・・・。さてはアンタ、デキてんね」と。
あなどれませんでした、義母の洞察力!
そんな若いカップルを見守る、独居老人ロッキーに、かつてのライバル、イワン・ドラゴが会いに来る、という、オールド・ファンが歓喜しそうな場面も。
イワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレンも、年をとりましたけどもカッコいいです。
演技にも深みがあって「芝居が上手い。意外と」と思いました。(←ドルフに失礼)
また、ドラゴの元・嫁役でブリジット・ニールセンがサプライズ出演~。
ブリジット・ニールセンといえば、シルヴェスター・スタローンの元・嫁ですよ。
約30年前に抱いていた女を引っ張り出してきたんですよ!
このあたりの配役も、ハリウッドの凄味を感じました。
そしてブリジット・ニールセンには、ものすごく似合っていると思います「元・嫁」という肩書き!
見せ場は、アドニスと、ドラゴの息子ヴィクターとの、因縁の対決なのですが。
映画の観客は、基本的にアドニスを応援しているのですが。
敵役であるはずのヴィクターはヴィクターで、ものすごくかわいそう~。
なんと不憫な子であろう!
アンタ絶対モテると思う~、年上の女性に!!
ドラゴ家は、主人公の宿敵ではあるが、悪人ではないという設定に、脚本家スタローンの優しさが見え隠れ。
全キャラを好きなるしかありません。
スタローンって天才なのかも~。
いや、まさかね。(←失礼)
またまた虎の尾を踏んじまった! スタローンにしようかどうしようかと迷ったあげく、我が二大天敵監督 2ラン(シャマランとノーラン)の一角シャマランに捕まってしまい、案の定!の「ガラス」でした! J・マカヴォイの怪演にはオスカーあげてもいいくらいだが。 相も変わらずのシャマランの自己満足映画。 よう金かけて作らせるわなぁ??(笑)
by ちびまま (2019-01-20 21:22)
のむらさん。
私も観ました。
家に飾ってあります。ドルちゃんのサイン1985って書いてあるやつ。我が家で大人気のロッキー4ですが続編ができるなんて。。ドルちゃんはくら~い町で巨人の星の父のように息子を育てているんですね。頑張ってますね。一人で息子を育てるなんて。ボクサーになるべく育てられている息子もかわいそうでした。ブリジットニールセンって久しぶりに観ました。あ~こんな人いたな~って懐かしい感じ(笑)https://www.youtube.com/watch?v=feojL3TI9L8
by 内幸町 (2019-01-20 21:56)
のむらさん
スタさんは「ロッキー」で成功して、その続編を作りながら「パラダイス・アレイ」とか、下町のレスラー兄弟の悲喜こもごもを作るような人ですから、山田洋次みたいな市井の純情路線が好みなのかもしれませんね。ただ、ラストシーンに関しては監督から物言いがかかったらしいですが。https://theriver.jp/creed2-last/
ちびままさん
シャマラン監督は最近の作品は自腹だそうですよ。
https://theriver.jp/shamalan-financed-glass/
by ネスカフェ (2019-01-20 23:43)
ちびままさん。
「ミスターガラス」は観ていないので、何とも言えなくてすみません!「クリード2」も機会があったら観てみてくださいね。
内幸町さん。
えっ、1985年のドルちゃんサインを持ってるんですか?!それ貴重ですよ、うらやましい〜。そんな内幸町さんにとって、今回の作品はヨダレものだったと思います。今回、巨人の星みたいな父子が、憎たらしくもありつつ、気の毒でした。リンク先の父子が仲よさそうで安心いたしました。
た
by のむら (2019-01-20 23:44)
ネスカフェさん。
監督って、まだ30歳なんですね!なるほど〜、ラストの変更は、変更して良かったと思います。スタローンに30歳の監督が変更を申し出るのは勇気がいったと思いますが、よくやりましたね。また、30歳の監督を大抜擢した、製作サイドのセンスも素晴らしいですね。
by のむら (2019-01-20 23:53)
のむちんこさん おはこんばんちは
これは 年末の休みに見ましたよ~
ブリジット・ニールセンも出てましたね。ほんのチョイ役で(笑)
のむらさんは とうぜん 「ロッキー4 炎の友情」が 下地になっており 「4」なしではできなかった作品だということは ご存じでしたよね。
>育成シリーズ
そうそう アポロJrのアドニスと ドラゴJrの ヴィクターの戦いでした。
それを考えると 偉人の格言が思い浮かびます
「親として、自分自身に欠けてたものを息子が実現していくのを見たいと思うのは、全ての父親の慎ましい願いなのである。」ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人、小説家)
by zebra (2021-01-04 22:10)
zebraさん。
観たんですね!ロッキーの続編ですが、メイン・ストーリーは完全に後輩に回させる、という、脚本家シルヴェスター・スタローンの懐の深さにグッときますね。さらなる続編を待っているのですが、いつか作ってくれるのかな〜。
by のむら (2021-01-05 00:14)
のむちんこさん 続けてコメント書いてもよかですか。
ところで たまごっちって・・・いつの時代ッスか(。-`ω-)
20世紀の終わりごろにはやったゲームッスよね・・・・・
それこそ 失速するブームと同じ 二千円札と同じく(あれもあっという間になくなった)
>脚本家スタローンの優しさが見え隠れ。
そここそ スタローンの狙いどころですよ のむちんこさん。
まさか ブリジットまで出させるところは ある意味反則だと思いませんか?
最後に・・・・できれば ゲーテの格言に注目してほしかったですねえ。
エセ・インテリ野郎のボクが無い知恵絞って 考えた関連付けの”格言”なもので(笑)
クリードの続編・・・・できれば やってほしいですが いま コロナ騒動の渦中ですから 完成しても公開を延期になったりとかになりそうですね。 まったく憎いな コロナは( `Д´)ノ
by zebra (2021-01-07 21:05)
zebraさん。
ゲーテの格言、お見事でしたよ!スタローンは、つまりまだブリジット・ニールセンと連絡を取ったりしてるんですね〜。大昔に別れた相手まで映画に引っ張りだせるという、このあたりはハリウッド的ですよね〜、日本では無い文化だと思いました。
by のむら (2021-01-08 11:01)