「スカイスクレイパー」★★★☆ [映画日記]
今度のドウェイン・ジョンソンはサラリーマン!
初めて見たわい、こんな筋肉ムキムキの会社員!!
脱いだら脱いだで、肩から胸にかけて、ものっすごい刺青が入っているドウェイン。
アンタ絶対カタギじゃナーイ!
しかし、彼のキャラ設定は元FBIということで、「だったら仕方ない。きっとレスラータイプのFBIだったのだろう。アメリカには、こういう奇抜なFBIもいるのだろう」と、強引に納得するしかありませんでした。
ねじ伏せられたんですよ、後付けの設定に!
そんな感じの、ドウェイン・ジョンソン自身がプロデュースした、高層ビルが舞台のアクション作品ですけども。
相変わらず、ドウェインのセルフ・プロデュース力が素晴らしいです。
今回の作品は「ダイ・ハード」と「タワーリング・インフェルノ」を合体させて、スマホ時代に合わせてハイテク風味を足したもの。
最新映像技術を使った、高所ぶらさがり、飛び移り、壁へばりつき等の恐怖演出がコワくて楽しい~。
これはIMAX映えしますよ。
稼げますよ!
アクションは「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズみたいな感じ。
ドウェインの妻子にテロリストの魔の手が伸びて反撃するところは、「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスみたい。
2大スターの美味しいところをもらってます。
ちょいとつまんで食ってんの!
揚げたての天ぷらをつまみ食いするみたいに!!
流石に、ドウェインとテロリストが普通に対決したらテロリストの方が負けそう、とスタッフも思ったのでしょう。
ドウェインには弱点がいくつも付けられていてバランスが調整されていました。
ツマミを「弱」に回してんの!(←コンロかい)
しかしドウェインがテロリストを睨みつける場面は、ドウェインの目が怖かった~。
睨み慣れてんね、アンタ!・・・と思いました。
ちょっと弱い感じで家族を救って、ドウェインの好感度がまた上がってしまいました。
どこまで上がんの好感度?!
ああ、天井知らずの好感度!
作品も万人ウケしそうだし、ドウェインがプロデュースした最近の作品にハズレが無いところがスゴイです。
商才のあるレスラーですよ、銭レスラー!
今回、そんなドウェインの嫁役を演じたのは、なんと、かつて恐怖映画「スクリーム」シリーズで一世を風靡したネーヴ・キャンベルでした。
これは大復活したと言っていいのではないでしょうか、
だってドウェインに抱かれる役ですから!
殿様に見初められた町娘みたいなもんですよ!!
実際に抱かれる場面があったらもっと良かったのですが、お色気シーンは皆無。
まずは中国出資作だし、さらにドウェインが性描写を嫌うから、かな。
どういうわけか、ドウェインの売り方「清純派」!
レスラーなのに、路線は「吉永小百合」なんですよ!!
今回ドウェインとネーヴには双子の幼子がいるという設定ですが。
劇中での双子ちゃんは、ものっすごい恐怖体験をしてるんですよね~。
トラウマがスゴイと思う~。
きっと毎晩、悪夢にうなされ寝小便!
地図の形の寝小便!!
まともに育つことを願ってます。
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