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「パシフィック・リム:アップライジング」★★★ [映画日記]

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地球に現れた巨大怪獣と、人間が操縦する巨大ロボットが戦うというアクション大作「パシフィック・リム」の続編ですよ。


ロボットの名前が「ジプシー・アベンジャー」だか「ディーン・フジオカ」だか言うやつですよ!


ギレルモ・デル・トロが監督したシリーズ前作は、日本の怪獣映画に影響を受け、特撮文化に対しての愛がありましたけども。

娯楽作品であるのと同時にオタ映画でしたけども!


今回ギレルモは、監督の座からは降りました。


辞めたんだってさ~、あの子!


そのかわりに中国資本が参入。

劇中に中国人は出てくるし、中国製のロボットが大量に出てくるし、いかにも中国でウケそうなCG大作に様変わりしてました。


まるで「トランスフォーマー」みたいな感じですよ、悪い意味で!


ギレルモの純粋さは消えてしまいました。


キレイサッパリですよ、キッチンハイターで除菌したまな板みたいに!


日本人のキャラクターも出てはきますが、まー見事に雑に扱われてお気の毒。

新田真剣佑くんなんて、出ているのか出ていないのか分からないくらい出番は少ないです。


むしろ出演シーンを全カットしてあげたほうが、あの子のため!


これでは真綿て首を絞められているようなもん、真綿真剣佑ですよ!!


日本人のかわりに、中国美人がしゃしゃり出てきて大活躍。


汗びっしょりでも、厚い化粧は一切くずれないという美人ですよ!


後になって思い返してみれば、あの中国美人て、ヒロイン扱いだったのかも。


一応、日本が舞台になる場面もありますけども、なんかお情けっぽい。


仕方なく日本要素を入れてくれたのかもよ、渋々〜!


というわけで、全体的に中国勢力をひしひしと感じ、観ていると悲しくなってしまう作品でしたけども。


パイロット2人が息を合わせないとロボットがうまく動かない、という絵づらは相変わらず面白いです。


シンクロナイズドスイミングみたいなもんでですよ!


今回の主役はジョン・ボイエガで、共にロボットを操縦する相棒役がスコット・イーストウッドというのがオツなお味。


目を細めて見ると、デンゼル・ワシントンクリント・イーストウッドがロボットを操縦しているかのよう~。


まーね、ボイエガもスコットも、絵的にロボットとの相性は悪いですが!


パイロット職という軍人っぽい設定は似合ってました。


他にもパイロットが何人かいるのですが、みなさんお若い。


まるで専門学校~!


今思えば、シリーズ前作のキャスティングは大人っぽかったんだな~、おやじ系だったんだな~、と思いました。



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  • 出版社/メーカー: Universal Studios
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aneurysm

続ける気満々なラストでしたね(笑)
by aneurysm (2018-04-22 20:57) 

のむら

aneurysmさん。
中国がお金を出しそうなので、続編もあるかもしれませんね、もう日本人は出なさそうですけども。こうなったら、より一層、はっちゃけたものにしてほしいな。
by のむら (2018-04-23 00:12) 

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