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「アトミック・ブロンド」★★★☆ [映画日記]

atomicblondie.gif


スパイアクション映画の主演がシャー子~!(←シャーリーズ・セロン)


全編を通して、ひたすらシャー子がカッコいいです。


男をぶん殴るシャー子、セクシードレスで着飾るシャー子。


そして女を抱くシャー子!


「こんなシャー子が見たかった」という望みが、全て叶った奇跡の作品です。


基本そんだけ!


「女優1人の存在感で、ここまでお客を魅了できるのか~」と感心しました。


1989年のベルリンでスパイがミッションを遂行する、というストーリーですけども。

じっくりと話を見せるというよりは、音楽に乗せて軽快に進行。

大雑把に例えれば「トレインスポッティング」みたいなノリでした。


当時のファッションの着こなしも完璧のシャー子。


オシャレセンスもパーペキ!


軽すぎず、重すぎず、スタイリッシュな仕上がりに。


冒頭から、シャー子がチラ見せ、尻!


なんとも余裕のチラリズム!!


顔が血まみれだったり、全身が傷だらけだったり。


これまた余裕の、ヨゴレ仕事が炸裂しとります!


格闘シーンも相当がんばっているシャー子。

床や階段を、転がりまくって大暴れ。


まるで「女必殺拳」の志穂美悦子ですよ!


シャー子のアクションを受ける役の人たちも相当上手いんでしょうね。


たちまわりに、プロっぽさを感じましたJACみたいな!


シャー子が女を抱く場面も様になっています。

女が惚れる女・・・そんな役でしたし。

これは、ぜひ女性客に観てほしいアクション映画です。


大物女優がアクションに挑戦するというジャンルは、ミラ・ジョヴォヴィッチやアンジェリーナ・ジョリーが担当していましたけど、今は2人とも卒業済み。


そこにシャー子が入ってきたわい、スポーンと!


ハマリ込んだわい!!


ぜひ続編も観てみたいな〜、と思いました。


監督は映画「ジョン・ウィック」を手がけたデヴィッド・リーチなのですが。


「ジョン・ウィック」と同じで、アクションシーンの演出は冴えまくっていますよ、他の場面は退屈ですが!


シャー子が鍵を握って男を殴ったとき。

男は、顔に鍵が突き刺さっているのに、格闘を続行。

シャー子と男が乱闘する合間に、鍵の音がチリンチリンと鳴るあたりとか最高~。



走る自動車内の場面では、カメラが後部座席から前の座席へ、そこからフロントガラスへ移動する、など、特殊な撮影にも挑戦。

「一体コレ、どうやって撮ったの?!」と思わせる場面もチラホラ。

監督自身にも成長した形跡がありました。


共演男優はエディ・マーサンとか、トビー・ジョーンズとか、クセ者が多数。


シャー子の隣には、バリバリのイケメンよりも、ちょっとクセのある男の方が似合いますな。


ちょっと臭みが出てる方がさ~パクチーみたいな!



Ost: Atomic Blonde [12 inch Analog]

Ost: Atomic Blonde [12 inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mondo
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: LP Record

nice!(8)  コメント(14) 
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コメント 14

内幸町

のむらさん。
私も観ました。
TIL TUESDAYとか懐メロがかかるし
あっこの曲聞いたことある!なんだっけ~って思いながら見ました。
六本木ヒルズのTOHOシネマズで大きなスクリーンで見る
シャー子は、かっこよかったです。
でもちょっと怖くて顔をそむけちゃうシーンも多かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=BMzA2rNvj1I
劇中、かっこいい人を見つけて調べたらビル・スカルスガルドって人でした。ターザンの弟でした。
by 内幸町 (2017-10-28 22:41) 

コザック

こんばんは
のむらさんのシャー子記事は特に楽しみにしています。
私もこんなシャー子が大好きです。
今回もかっこよかった、チラ見せもアクションも全く違和感なく余裕の演技。この歳にしてあの2人の後釜としてアクションに目覚めたところがすごい!
ますますシャー子のファンになってしまいます☆
by コザック (2017-10-29 01:01) 

のむら

内幸町さん。
そうそうあの若い男性、スカルスガルド家の子なんですよね〜。いよいよブレイクするのか気になっています。劇中の懐メロは、懐かしかったですね〜曲名と歌手名は、なぜか思い出せなかったのですが。そして動画リンクをありがとうございます。普段のシャー子も、サバサバしていてステキですね〜。

コザックさん。
この作品、わたしらシャー子ファンには、たまらないものになっていますね!シャー子映画の決定版のような気がします。チラ見せも、「尻出すの?ふ〜ん。さあどうぞ」くらいの余裕が感じられて、そんなところもステキでした。続編も作ってほしいですよね。
by のむら (2017-10-29 13:16) 

stonkovic

土曜日に見てきました!TOHOシネマズ会員価格で。
冒頭の後背のシーンから”シャー子、強そう!”と期待しましたが
かっこよかったー。闘ってあざができたりするところが
リアルでございました。

毎度ながら目つきでFワードばっか言ってるマカ坊の
メッシュのシャツが懐かしかったです。シャー子だったら
懐かしいふぁっそんも今風に見えるのにぃ~w
by stonkovic (2017-10-30 13:01) 

のむら

stonkovicさん。
マカ坊って、Xメンの時もそうでしたが、昔の服が馴染むんですよね〜。昔の顔をしているのかな。そうそう、シャー子は昔の服も、今風に着こなしていて、カッコよかったですよね〜。体中あざや傷だらけの場面も様になってました。並の女優じゃ、この役はこなせないですよね〜。
by のむら (2017-10-31 00:07) 

かつかつ☆

こんばんは~☆
アンジーもミラちゃんも確かにアクション卒業しましたよね。
シャー子さんがすっぽりはまった感じです。
シャー子さん性格が男前なので前からアクション似合うのではないかと睨んでおりました(ホントか?)

イーオン・フ○ックスが払しょくされるほどカッコ良かったです♡
by かつかつ☆ (2017-10-31 20:18) 

かつかつ☆

すみません(T_T)
二重投稿してしまいました・・・。
by かつかつ☆ (2017-10-31 20:19) 

のむら

かつかつ☆さん。
イーオンフラックスは「バカ・ガッコイイ」という感じだったのかな〜。大股開きとかしてましたし。今となっては、イーオンフラックスもお宝映像になりつつありますね。(←そうでもありませんか)今回はブロンドだし、シャー子にハマっていて相当カッコよかったですよね!
by のむら (2017-10-31 23:38) 

zebra

迫力あるアクションシーンはすごかったです と、同時にシャー子 怖え( ゚Д゚)

>顔が血まみれだったり、全身が傷だらけだったり。
これまた余裕の、ヨゴレ仕事が炸裂しとります!
格闘シーンも相当がんばっているシャー子。
床や階段を、転がりまくって大暴れ。
 完全にターミネーターと化してるじゃん!そういえば 格闘技のインストラクターの指導の下で過酷なトレーニングを積んだとは聞いておりました。だからこそあれだけ派手なアクションができるんです。

>そして女を抱くシャー子!
シャー子が女を抱く場面も様になっています。
 この場面 なんか原作にはなかったと聞いております。
まあ かろうじて、シャー子が”人間らしく”いられた場面じゃないかな、でもいらないと個人的には思いましたね。

スヤスヤとブテ美(ソフィア・ブテラ)のそばで眠ってる顔なんて安心感に包まれちゃって・・・ターミネーターが”人間”になった場面じゃないですか(笑)

そんな”人間らしく”いられたシャー子をふたたびターミネーターの殺戮マシーンにしてしまった愚か者 マカ坊(➔ジェームズ・マカヴォイ)愚の骨頂やらかしましたよね。

ひょっとかして たとえ マカ坊 シャー子からあの場から逃げきれても シャー子の事だから 本来の任務を遂行できてもどんなに時間をかけても 地の果てまで逃げてもどこまでも追跡して”抹殺”してたんじゃなかって思いましたよ。

どうです のむらさん シャー子に狙われたら終わりですよね。
by zebra (2019-08-18 08:44) 

のむら

zebraさん。
シャー子ってスゴイな、と、つくづくと思わせてくれる作品でした。傷や裸など、汚れ仕事もキッチリとこなしてくれているからこそ、観客も楽しめるんですよね〜。へ〜、女を抱く場面は原作には無かったんですね。ぜひ続編も製作してほしいですよね〜。
by のむら (2019-08-18 18:37) 

zebra

のむらさん この作品 こんな格言があうのでは・・・

 「困難な情勢になってはじめて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ」
(小林多喜二 作家 )

 疑心暗鬼だらねですからね。スパイ活動って。

by zebra (2020-03-19 19:16) 

のむら

zebraさん。
ほんとにそうですね!とっても良い言葉で、本当にその通りだと思います。どんな時代や状況にもハマる、普遍の言葉ですね。
by のむら (2020-03-19 22:14) 

zebra

のむらさん コメントありがとうございました。
小林多喜二の格言どおりですよ。スパイ活動は。
 小林多喜二は「蟹工船」の原作者といえば名前は聞いたことがあるかも。
by zebra (2020-03-21 19:39) 

のむら

zebraさん。
小林多喜二さんならではの言葉で、説得力がありますね。この言葉は一般生活でも通用するところに、奥深さを感じますね。
by のむら (2020-03-22 14:44) 

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