「君が生きた証」★★★ [映画日記]
息子が遺した楽曲を、お父さんがライブ演奏するお話です。
いい話でした。
なんとなく感動しました。
ボンヤリした感動ですよ!
何に感動したのかは、よく分かりません。
手探りの感動ですよ!
ライブ演奏したお父さんが、自我を取り戻した感動なのか、息子の気持ちを理解した感動なのか・・・。
きっと、いろんな意味が含まれた感動なのでしょう。
歌が盛り上がるので、聴いてるだけで、なんとなく感動したのかもしれません。
やっぱ大事だわな、サビは!
でも、涙までは出ませんでした。
お汁は引っ込んだまま!
この映画には、感動をジャマする題材が秘められてますので。
隠し味ですよ、かぼすの汁みたいな!
劇中に起こる惨劇について、許せるか許せないか、判断がつきにくい。
それが感動のジャマをするんですよね〜。
映画を観てる分には、ただの客なので、劇中の惨劇については許せますけども。
もし自分が物語の中の誰かだったとしたら、絶対に許せナーイ。
鑑賞中は、許すべきか許さないべきか、とっても困りました。
そういう問題提議が含まれているところも、この映画の魅力なのでしょう。
監督は、まさかのウィリアム・H・メイシーですよ。
なんと、初監督作品です。
演出は、へ〜、まあまあ上手いじゃん。(←上から目線)
だけど、この話。
他の監督が撮ったほうが、良かったような気も。
なんかね〜こんないい話、ウィリアム・H・メイシーの初監督作品じゃあ、もったいない!(←上から目線)
ガス・ヴァン・サント監督版も観てみたいな、と思いました。
そして、お父さん役を、なぜ、この男優になすったのか。
据えなすったのか?!
40代のオヤジなのですがね〜。
イケメンすぎる〜。
こんなカッコいいお父さん、めったにおらんわい。
天然記念物!
トキみたいなもんですよ!!
お父さん役は難しい役なのですが、演技力が「並」だったところも惜しかったです。
この役は「歌える人材」じゃないと務まらないから、この配役になったのかな。
でもイケメンだから、ステージ映えはバッチリ。
やっぱ、ステージでの輝きは重要ですもんね。
アルフィーもさ〜、ステージ映えするのは高見沢さんがいるからだもんね〜!
お父さん役を演じたのは、ビリー・クラダップという男優さんなのですが。
代表作は「ウォッチメン」ですよ。
「ウォッチメン」の、青い人の役・・・。
そう、青くてハゲてて、素っ裸の人なんです!
「ウォッチメン」に、フリチンで出たお方!!(←フリチン部分は多分CGですが)
なるほど〜。
早いとこ、他の代表作にめぐり会えたらいいですね。
このままだと、一生「フリチン」て呼ばれちゃうから、ボクちゃんに!
お父さんと交流する若者役は、アントン・イェルチン君でした。
アントン君がギターは弾くし、歌は歌うしで大活躍。
目立っておりました。
並んで歌う、お父さんとアントン君。
ユニット名は「フリチン&イェルチン」で決まりだネ!
ウオッチメンはスルーしました(正解だったわ)
よく覚えていない2つの映画~壮大なのにモヤモヤしたビック・フィッシュと難解でモヤモヤしたグット・シェパードでとっても気になった俳優さんです!あとジヨニデのつまんないパッブリック・エネミーズにも~ブラピのそばで霞んでしまってましたけどスリーパーズにも~イケメンだから見つけやすいのです(^^♪
モヤモヤしたほうは演技でも印象残りました!
あのペニでは歌声はコーラスのほうで、ギターで魅せてましたね!
音楽OKな方なんですね(でもミュージカルにはいかないで)
顔が強烈なメイシー監督でイメージしてしまい、ガス監督で所望ということはあまり繊細ではないということかしら?
奇跡のシンフォニーみたいな感じならいいな(すでに気になってネタバレしてしまいましたが・・・・)たまには泣きたいもの(^^♪
by うさぎ (2015-03-13 16:28)
うさぎさん。
えっ、この人、ビッグフィッシュや「あのペニ」にも出てたんですか?!そんなにいろいろ出ているのに、記憶に残っていないとはどういうことでしょうか?!てっきり、「ウォッチメン」の全裸キャラくらいしか代表作がない人かと思ってました。もともと舞台の人らしく、そのうちミュージカルにも出そうな感じですよね。
by のむら (2015-03-13 23:40)