「トータル・リコール」(デジタルリマスター版)★★★☆ [映画日記]
1990年の作品ですが。
もっと古く見えますな〜。
SFなのに、ほとんどCGを使ってないからね。
火星なんて模型だから。
まるで工作だから小学生の!(←もっと上等です)
主演のアーノルド・シュワルツェネッガーも、ときどき人形になって出てくるし。
鼻の穴からデカい玉を引っ張り出すシーンとか、一発で人形って分かる出来。
モロ人形!
しかし、それこそ記憶に残る。
だってシュワちゃん、アンタ自身より人形のほうが演技が上手いじゃん!!
…そんなエグ味のあるチープな表現が、全て名シーンになっているところが素晴らしいです。
欠点が魅力なんですよ。
だからワテらも焼きそば食ったら、歯についた青のりは取るべからず!
その青のりがチャームポイントなんですから!(←それは取ったほうがいいですか)
そんなシュワちゃんの役名はダグラス・クエイドかい。
マイケル・ダグラスとデニス・クエイドを足したような、安っい安っいお名前じゃのう〜。(←失礼)
今回の作品は、テレ朝の日曜洋画劇場で放送されたのですが。
番組宣伝文句が「州知事の任期を満了したシュワ主演」て。
そのまんま東かい!
しばらくはシュワのこと、「満了男優」と呼んだげる。
シャロン・ストーンが、初めて大役を得た作品ですけれど。
登場して早々、腹にイチモツありげな表情の金髪美人・シャロン…。
アンタ早速、悪い顔!
やがてシュワちゃんと取っ組み合いの大ゲンカ。
なぜかレオタード姿のシャロンが、つま先を頭の上まで上げてキック!
セクシー・キーーック!
なんべんも、なんべんも、ワン・ツー、ワン・ツー!!
アンタ、オテンバもそれくらいにしておきなよ。
股が裂けるからね!
使いものにならなくなるよ商売道具!!
そしてシャロンはピンチになる度、シュワちゃんに急所蹴り。
「シャロンが蹴り上げ、シュワがギャー!」みたいなシーンが何度も出てきました。
持ちネタでしょうか。
まるで夫婦漫才である。
まるでSF・大助花子さ!
シュワとの別れ際のシャロン、「あなたとはコレっきりね。最後にもう一回あたくしを抱くがいいわ。抱いてから去りなさい!」とは流石のセリフ。
「抱き捨て歓迎」ですよ!
流石アンタさ!!
ま、結局そこでシュワには抱かれやしなかったのですが。
その直後、ハゲオヤジのマイケル・アイアンサイドが登場。
そして、あのハゲオヤジがシャロン・ストーンにブチュ〜!
ベロが見えました・・・。
ハゲたオヤジのベロですよ!!
なんたるエグ味…。
名シーンがまた一つ、記憶にこびりついたのであった。
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