「フローズン」★★★

若者３人組が、雪山のリフトに置き去りになるスリラー。

敵はオバケや殺人鬼じゃないよ。

敵は低温注意報！

寒空の下、数日ほったらかしにされるんですよ切干大根みたいにね！！

話が始まって１０分後くらいかなぁ、主要メンバーがリフトに乗ったら場面変更ナシ。

シチュエーションは、ほぼ「リフト付近」っていう野心作なのであった。

スキー場でナンパした娘から電話番号を聞いていたり、尋ね人の張り紙を見たりするシーンもあったけど。

そんな伏線の行方も完全無視。

アンタ振るだけ振っといて！

ああ、つれないお方！！

ホント気持ちいいほど、「リフト」の一点突破。

が、リフトの上だから、そんなにやることもないわけで…。

物語の途中でネタ切れ気味に。

どうやって間をもたすのかと思ったら。

な、な、な、な、なんと、無駄話！

井戸端会議で時間をつぶしましたわい！！

こんなに時間が余っている映画、初めて観たよ。

ま、しかし、誰にでも分かりやすい恐怖感を描いているところは好感が持てました。

メインキャラの男子は、なんかザック・エフロンみたいな顔と体型をしているな。

遠目だと瓜二つである。

しかしよく見ると、ザックほど性格が良さそうではない。

なんか、自分で自分のことをイケメンと思ってそうな、生意気感あふれる若者である。

私生活でも「モテてモテてしょうがないや〜」と思ってるメンズさ！（←多分）

だからボクちゃん「フン！」と思って観ていたら。

やがて彼は相当痛めつけられることに…。

もう大笑い！

生意気そうな若者がヒーヒー言う姿って、ホント気分がスッとするよ〜ケケケケケ！！

ボクちゃん、腹を抱えて笑いました。

この若手男優。あとから調べたら「トランスアメリカ」の子役じゃん。

あれから数年しか経ってないのに、完全に大人になっとりました。

ちょっと見ない間に大きくなるねぇ、子役もアサガオのつるもさ！

この男優はさ〜、これからもザック・エフロンが断ったヨゴレ役を演じていけばいいんじゃないの〜？

ザックが捨てたゴミ作品を、拾って生きていけばいいんだよ！

エコ男優さエコ男優キャハハハッ！！

もう一人、若いメンズが出てくるんだけど。

どっかで見た顔だと思ったら、アンタ「Ｘ−ＭＥＮ」の若手を演じた男じゃん！

たしか、何でも凍らす能力を持つ、冷凍系のＸ−ＭＥＮだったよねアンタ！

それが今やリフトでガタガタふるえ、凍死におびえているとは…。

“人生の皮肉”を表現しなすったわい！

女子も１名いらっしゃいます。

パンツをはいたまま小便をなさるシーンが見せ場の女子ですが。

「お客さん！ウチの”おもらし顔”、しっかり観ときや〜！！」

と、言わんばかりの女子なのですが。

たしか、はいてるパンツは白地でしたけど。

尻からのアングルでは、パンツにシミひとつ付いとらん。

本来なら、尻の部分は真っ黄色のはずなのに。

なぜだ！

ボクちゃん推測。

この女子はリフトに乗る前、お水をガブ飲みしたのであろう。

結果、小便が薄い色なったのであろう。

薄口しょうゆ以上の薄い色にね。

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